オール石川にこだわりながらバナナのようなフルーティな香りに
石川県オリジナルの酒米の「百万石乃白」を使用しています。雑味の原因と言われるタンパク質が少なく、すっきりした味わいで、フルーティな清酒造りに向いています。フルーティな大吟醸は最近、カプロン酸エチルを高生産する酵母を使ったリンゴやパイナップルの香りがするタイプが人気です。しかし「加賀の月 百万石乃白」では、杜氏やスタッフの好みを反映して酢酸イソアミル を高生産する「金沢酵母」を採用し、穏やかな味わいでバナナの香りがする大吟醸に仕上げました。酒米も酵母も杜氏も石川出身というオール石川のお酒です。


石川県が長い年月を掛けて開発した酒米「百万石乃白」の良さを強調
「加賀ノ月 百万石乃白」に使用した酒米は、名前の通り「百万石乃白」。大粒米の「ひとはな」と吟醸酒向けの「越淡麗」を掛合わせた石川県独自の酒米に、大吟醸造りに多く使われる「山田錦」を交配し、石川県が11年の歳月をかけて開発した酒米の新品種です。2020年に「石川酒68号」の愛称を一般公募して、「百万石乃白」に決定。その年に各蔵元が「百万石乃白」を使ったお酒を一斉に発売しました。
お米の表面を削っても粒が割れにくく、精米で50%以上を削った白米を原料とする大吟醸酒造りに適しているため、「加賀の月」でも大吟醸に仕上げています。
控えめでも旨味のあるお酒はおいしい名水とおいしいお米の賜物
酒蔵加越は、慶応元年(1865年)から続く歴史ある酒蔵です。昭和37年に老舗の酒蔵4社が合併して今の加越になりました。その4社があった富山、福井、石川の中間に当たる石川県小松市を拠点にしたところ、お茶を育てるために使われていた白山伏流水の評判を聞きつけ、その水が存分に使える場所を求めて昭和39年に今の場所に移転しました。
平成に入って「加賀ノ月」が生まれ高い評価を得ていますが、その背景には小松ならではのおいしい「水」と「お米」があるのです。自然の恵みがあるからこそ、雑味がなくて奥ゆかしく純粋な旨味が感じられるお酒を造ることができています。


全工程にこだわっているからこそ繊細で優しい味わいのお酒に
お酒造りで大事なのは「一麹、二酒母、三造り」などと言われています。ただし私たちはそれだけでなく、精米、洗米、蒸米、発酵、ろ過、上槽、火入れ…..といったすべての工程を大切だと考え、それぞれのパートの完成度を高めるための努力を続けています。例えば麹は、さばけが良くて破精込みも良く、膨らみも良いものを追求。米を蒸す際は、天候による気圧の変化なども考慮して蒸気圧、蒸気の温度、蒸し時間なども調整しているのです。
杜氏の奥田和昌は探究心が強く、技術も確かで、「金沢国税局酒類鑑評会」では4年連続で受賞し、「全国新酒鑑評会」でも金賞を2度獲得しています。芯があって優しいからこそ、加越のチームは和が保たれています。その優しさがお酒の味にも表れているはずです。
商品情報ITEM INFORMATION
- 原材料1:
- 米(百万石乃白)、米こうじ(百万石乃白)
- 栄養成分表示1:
- (100g当たり) エネルギー:116kcal、たんぱく質:0.4g、脂質:0.0g、炭水化物5.4g、食塩相当量0.0g
- その他:
- 【アルコール度数】17度
【日本酒度】+2





加越酒造
日本酒 加賀ノ月 百万石乃白
純米大吟醸 720ml
すっきりした味わいの中にバナナのようなフルーティな香りが広がる穏やかな原酒です。
石川県が長い年月を掛けて開発したオリジナルの酒米「百万石乃白」を使用し、その魅力を引き出しています。
オール石川にこだわりながら
バナナのようなフルーティな香りに
石川県が長年をかけて開発した世界に誇れる酒米「百万石乃白」を使っています。雑味の原因と言われるタンパク質が少なく、すっきりした味わいで、フルーティな清酒造りに向いています。そこで、杜氏やスタッフの好みを反映して酢酸イソアミル を高生産する「金沢酵母」を採用し、穏やかな味わいでバナナの香りがする大吟醸に仕上げました。酒米も酵母も杜氏も石川出身というオール石川のお酒です。
冷やして飲むとさらにおいしく。オン・ザ・ロックもおすすめ
冷やして飲むとさらにおいしく。
オン・ザ・ロックもおすすめ
「日本酒 加賀ノ月 百万石乃白 純米大吟醸」は、冷やして飲むのがおすすめです。日本酒は温度によって味が変化しますが、冷酒にすることでクリアで雑味のないすっきりした味わいが際立ちます。冷蔵庫で冷やしてから飲むのが簡単ですが、状況や好みによってはオン・ザ・ロックもおすすめです。原酒でアルコール度数は17度と少し高めなので、氷が少し溶けたくらいで15~14度になるとより飲みやすくなります。
お酒造りで大事なのは「一麹、二酒母、三造り」。
それだけでなく、精米、洗米、蒸米、発酵、ろ過、上槽、火入れといった
すべての工程を大切に、それぞれのパートの完成度を高めるための努力を続けています。
例えば麹は、さばけが良くて破精込みも良く、膨らみも良いものを追求。
探求心と技術、そして優しさのこもったお酒の味をお楽しみください。