兵庫デスティネーションキャンペーンが
7月から始まる兵庫県から、
その土地の歴史・文化を受け継ぐ酒やパンをご紹介。
実際に町を訪れて、自然・空気・人にふれて、
食のルーツを肌で感じてみませんか。
兵庫デスティネーションキャンペーンが
7月から始まる兵庫県から、
その土地の歴史・文化を受け継ぐ酒やパンをご紹介。
実際に町を訪れて、自然・空気・人にふれて、
食のルーツを肌で感じてみませんか。
【播磨エリア・姫路市】
雄大な夢前川が流れ、のどかな空気が流れる姫路市広畑に立つ、天保6年(1835)創業の酒蔵。北流れの屋根、「名刀正宗」と書かれた赤レンガの煙突などから歴史の深さを感じさせる。江戸時代に始まったという石掛式天秤搾りを後世に伝えたいとの思いから、平成12年(2000)に復活。酒槽の中に醪を入れ、その上に重石を置き、ケヤキの棒の端に吊された石の重みで搾り出す。一切電気を使わず、全て手作業で行われる仕事はまさに、SDGsな技。じっくり手動で数日かけて搾られる酒は、「名刀正宗 しぼりたて石掛天秤搾り」として販売。ほかにもフランスの日本酒コンクールで金賞を受賞した「白鷺の城」など、世界遺産のある町ならではの世界に誇る酒造りを行っている。
兵庫県を代表とする米・山田錦と、街おこしにより復活した米・野条穂のワワクワクする飲み比べは、意表を突く愉しさが待っています。
【丹波エリア・丹波篠山市】
篠山城の城下町と知られる丹波篠山市。そこで古くから栽培され、幕府や宮中へ、年貢として献上された記録が残っている黒豆・丹波黒。一般の大豆よりも大粒で、煮ると膨らみ、もちもちとした食感が特徴。市内でもソフトクリームやスイーツなどさまざまな商品が展開される中、黒豆そのものの食感を存分に楽しめることで人気なのが黒豆パンだ。明治26年(1893)創業の老舗[小西のパン]は、城下町に溶け込むように店を構える。乾燥させた黒豆を8~9時間かけてじっくり煮込んでやわらかくし、黒豆本来の味を引き出し、一つひとつ丁寧に焼き上げる。パンの生地も黒豆もしっとりで、2個、3個とどんどん食べたくなる、丹波篠山の味が凝縮している逸品だ。
丹波篠山市にある店舗以外ではなかなか購入できない黒豆パンが「DISCOVER WEST mall」で販売中。自宅でも丹波篠山の味を気軽にどうぞ!夏はクール便での発送なので安心。賞味期間は製造日を含む3日間。
※3個入り×5袋で3,300円