生乳に近い美味しさ、牧場直送のミルクをジェラートに
ジェラートに使用しているのは、「藤井牧場」で朝一番に搾って直送された新鮮なミルク。藤井牧場は、手作りジェラート専門店・ジェラテリアクラキチの店主・5代目藤井蔵吉の高祖父がおよそ100年前に開いた小さな牧場です。まだ、農耕用の黒い牛を飼っている家が多かった時代に、搾乳用の牛を飼い始めました。その当時から変わらず、できるだけ長生きしてもらえるよう、十数頭の牛を家族のように大切にして、自然の地草でのびのびと育てています。そんな牛たちが一番元気な朝にミルクを搾り、低温で1時間ほど殺菌。まるで生乳のようなフレッシュな味わいが特長です。
ミルク以外の素材も選び抜いたものばかり。香料・着色料・甘味料は一切使わず、素材本来の持ち味を生かしたジェラート作りを心がけています。
厳選した素材の魅力を高めて同じフレーバーでも最高の味を追求
お届けする6フレーバーは、店主がさまざまなフレーバーを生産者選びからこだわり、コレと決めたもの。同じフレーバーでも、その時々でベストな味を追求するべく、レシピの配合や作り方の改善など工夫しながら作り続けていきたいと考えています。
●「朝搾りミルク」藤井牧場直送の新鮮なミルクをたっぷり使用。
●「カカオ72％ショコラータ」カカオの苦味と風味が感じられる、甘さを抑えた味わい。
●「シチリア産ピスタチオ」良い状態のピスタチオを厳選し、贅沢に使用。
●「TARO いちごミルク」岩国市由宇町で育てられている限定いちごの濃厚な甘みが特徴。
●「高瀬茶抹茶」香川県の高瀬茶を使い、日本茶の旨味と苦味が広がる大人の味わいに。
●「フランボワーズの真っ赤なソルベ」ミルク不使用。ラズベリーの酸味と香りが爽やか。
ジェラートは“溶けかけ”の状態が一段と味が広がり美味しさを感じやすいため、トーストにのせたり、温かい飲み物をかけてアフォガートのようにしたりするのもおすすめです。
本場イタリアのように文化として根付くようなジェラートを作り続けたい
店主は、ジェラートの本場・イタリアのボローニャで修業。技術の習得はもちろん、経験として大きかったのは、現地でジェラートが文化として根付いているのを目の当たりにしたことでした。イタリアではそれぞれ行きつけのジェラート店があり、そこでジェラートを食べたり、コーヒーを飲んだり、顔見知りになった人と喋ったり。ジェラート店が日々の暮らしに溶け込むような存在でした。そんな“ジェラート文化”を知ったことで、この先、何十年もジェラート作りをしていく意義が深まったと言います。現在は廃校の教室を改装したラボで、他企業とのコラボレーション商品も含めたジェラートの開発と製造に注力。ジェラートの可能性を広げながら、さまざまなお客様にお届けしています。
牧場とともに地元に根差し、美味しいジェラートを全国へ
北海道の大学に通っていたころは、「液体を固体にするプロセス」や「素材の鮮度」について、動物の細胞レベルで研究をしていました。ジェラート作りはこうした知識を生かしやすく、しかも人々に喜んでもらえる仕事。天職であると感じながら、日々商品の改良にいそしんでいます。
一方で、私たちのラボのある周南市では、農業や林業を営む人が減り、放置された山林や田畑が増えています。将来的には、そのような土地を有効活用できないかと考えています。今は、まずはできることから始めようと、食品廃材からコンポストを使って堆肥を作ったりしています。ゆくゆくは、このような活動をコミュニティの方々にも理解していただいて、その輪を広げたり、畑から採れた野菜でジェラートを作ったりするなど商品開発にも活かせられればと思っています。夢と創意工夫がいっぱい詰まったクラキチのジェラート、この機会にぜひ召し上がってみてください。
ジェラテリアクラキチ
藤井 蔵吉
商品情報ITEM INFORMATION
- 原材料1：
- 生乳(山口県産)、いちご、チョコレート、ピスタチオペースト、フランボワーズ、抹茶、チョコレート、脱脂粉乳、生クリーム、砂糖 / 安定剤(増粘多糖類)
- その他：
- 【内容量】
朝搾りミルク2、TAROいちごミルク2、シチリア産ピスタチオ、高瀬茶抹茶、カカオ72%ショコラータ、フランボワーズ真っ赤なソルベ
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