岡山を代表する酒米「雄町」
岡山県は「晴れの国」と呼ばれる豊かな日照量、瀬戸内海沿岸の温暖な気候、三代河川(高梁川・旭川・吉井川)がもたらす抱負な水と肥沃な大地という恵まれた条件が揃った米穀生産地です。御前酒の酒造りに欠かせない雄町は、岡山県内各地7か所で栽培されたものを使用しています。雄町のふるさと岡山県でも、これだけ多岐にわたる産地を扱う蔵は御前酒蔵元だけです。
食中酒向きな大吟醸
岡山県産雄町米を100%使用した純米大吟醸です。大吟醸と聞くと香り高いお酒をイメージされますが、純米大吟醸 馨は熊本酵母を使用し、穏やかで上品な香り。雄町の複雑な旨みもあり、飲みごたえのあるお酒を求める玄人に指示されるお酒です。上級者は40~42℃のぬる燗にすると、香りがふわりと増し雄町のふくらみをしみじみと感じることができます。
受賞と料理の相性
2022年5月24日に開催された「第105回備中杜氏組合自醸清酒品評会」第二部で第1位を受賞、2020全国燗酒コンテストプレミアム燗酒部門金賞などの賞を受賞。食中酒向けの大吟醸なので幅広い料理との相性、白身魚の刺身、湯豆腐など特にさっぱりとした料理と相性抜群。
目指す酒質とこだわり
【目指す酒質】「旨味があってキレがよい」が御前酒の代名詞。知らず知らずに盃が進む飲み飽きしない酒を目指しています。一口飲んで「美味い」と感じる酒は、飲み続けると飽きてしまいます。それに比べて、米の旨味を感じながら後口のキレがよいお酒は、自然と盃が進みます。
【原料のこだわり】地元の米と水で醸し、地元の方に愛されてこその地酒。原料の米は岡山県産にこだわり、大地の恵みである旭川の地下伏流水を汲み上げ、そのまま使用しています。米、水、風土が混然一体となって酒の味となって現れます。
【造りのこだわり】「良い酒」とはどんな酒か?熱心な蔵人たちとともに、日々試行錯誤しながら酒造りに励んでいます。どんなによい機械や設備があっても、それを使う蔵人に「酒を想う気持ち」がなければ良い酒はできません。よりよいものを求める気持ち、誠実に酒に対峙する姿勢、造る者の人間性が必ず酒の味となって出てきます。
商品情報ITEM INFORMATION
- 原材料1:
- 米・米こうじ(原材料全て岡山県産)
- その他:
- 【アルコール度数】16度
【日本酒度】+2~+4
【精米歩合】50%