岡山を代表する酒米「雄町」
岡山県は「晴れの国」と呼ばれる豊かな日照量、瀬戸内海沿岸の温暖な気候、三代河川(高梁川・旭川・吉井川)がもたらす抱負な水と肥沃な大地という恵まれた条件が揃った米穀生産地です。御前酒の酒造りに欠かせない雄町は、岡山県内各地7か所で栽培されたものを使用しています。雄町のふるさと岡山県でも、これだけ多岐にわたる産地を扱う蔵は御前酒蔵元だけです。
蔵元母屋には「如意山」を借景とする枯山水の庭
蔵元母屋には「如意山」を借景とする枯山水の庭があり、昭和八年に四代目蔵元辻源一郎は、与謝野鉄幹・晶子夫妻を奥座敷「如意山房」で手厚くもてなしました。 香りは上品で穏やか。口に含むと雄町米らしいふくよかな旨味が感じられます。冷酒でいただくとやわらかさの中に凛とした味の芯を感じられます。ぬる燗にすると雄町のふくらみを一層楽しんでいただけます。
受賞と料理の相性
令和四年度広島国税局鑑評会純米酒部門優等賞を受賞。吟醸香を楽しんでいただくために酒器は、ワイングラスなどの口の広い形状の酒器をオススメします。料理との相性、鰆の塩タタキ、鮎の塩焼きなど白身魚のシンプルな料理とお楽しみいただけます。
目指す酒質とこだわり
【目指す酒質】「旨味があってキレがよい」が御前酒の代名詞。知らず知らずに盃が進む飲み飽きしない酒を目指しています。一口飲んで「美味い」と感じる酒は、飲み続けると飽きてしまいます。それに比べて、米の旨味を感じながら後口のキレがよいお酒は、自然と盃が進みます。
【原料のこだわり】地元の米と水で醸し、地元の方に愛されてこその地酒。原料の米は岡山県産にこだわり、大地の恵みである旭川の地下伏流水を汲み上げ、そのまま使用しています。米、水、風土が混然一体となって酒の味となって現れます。
【造りのこだわり】「良い酒」とはどんな酒か?熱心な蔵人たちとともに、日々試行錯誤しながら酒造りに励んでいます。どんなによい機械や設備があっても、それを使う蔵人に「酒を想う気持ち」がなければ良い酒はできません。よりよいものを求める気持ち、誠実に酒に対峙する姿勢、造る者の人間性が必ず酒の味となって出てきます。
商品情報ITEM INFORMATION
- 原材料1:
- 米・米こうじ(原材料全て岡山県産)
- その他:
- 【アルコール度数】16度
【日本酒度】+3~+6
【精米歩合】40%
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